電力自由化による消費者へのメリットは選択するという権利

電力自由化になることで、今までは選択肢のなかった企業以外の個人も自分の希望に近い電力会社を選ぶことができます。
電力自由化で電力会社以外の会社が新規参入してくるということで、普通に考えると価格競争がうまく進んで電気代が安くなると期待している人は多いかと思います。

 

実際、そのようなセールストークもよく聞きます。
ですが実際電力自由化の進んでいるヨーロッパでは軒並み電気代が上がっています。
そうなると消費者にメリットはあまりないようにも感じます。
電力自由化になることのメリットのひとつは、自分の意思を電力自由化で主張して、いいサービスを選ぶことも、悪いサービスを拒否することも消費者に主導権が移ったということです。
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例えば再生可能エネルギーだけを選びたいならそういった会社を選べばいいですし、原子力に反対するという意思を表示することも出来ます。
その提供している会社の方針に賛同しているならその会社を選ぶことができます。
今までは株主にでもならない限り、電力会社に意見をすることはできませんでした。
選択するということで自分の考えを主張することができるようになったのが電力自由化です。

 

言われている金銭的メリットはそれほどないと考えておくべきですが、ポイントサービスや電力プランも豊富にラインナップされた中から選ぶことができるようになります。
電気はライフラインのひとつで生活には欠かせないという人が大多数のはずです。
なのに限られた業者としか契約できなかったこの不便さがなくなります。
ただし良いプランを見つけてもすぐに切り替えるということは難しいようで、一度契約すると契約期間が1年や2年など縛りがあるため慎重に選ぶ必要がありそうです。

 

面倒だからとそのまま今の電力会社との契約を選ぶのではなく、たとえ最終的にそうするとしても一度電力自由化に参加している会社を自分で調べて検討し、与えられた選択の権利を行使するべきではないでしょうか。
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